子離れできない親 子離れのためにできること そして老後

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連休中に帰省していた次男が、あわただしく帰っていきました。
中学の友人のところだ、サッカー部の仲間のところだ、高校の友人のところだ・・・と、帰省中も家にはほとんどいなかった次男。
それでも次男の元気な姿をみることができて、安心しました。
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さて、子離れできない親が増えているという話を聞きますが、私の場合は意外とあっさりすんなりしたものです。
もっとも、まだ3番目の娘が家にいるから・・・ということもありますが、子どもはいつかは家を出ていくもの。
娘が家を出たら、嫌でも(←嫌でも?)夫と2人の生活になります。
そうなったら・・・どうしよう?なにしよう?


【長男が家を出たとき】
3年前、長男が大学生となり家を出ました。
大学は関東地方なので、引っ越しの時は家族みんなで車で行き、3日間でバタバタと引っ越し作業をして、帰ってきました。
秋田と関東の移動は10時間くらいかかったので、帰りは疲れ果て、長男をアパートに残してくるときも
「じゃあね、元気でね!」ってな感じで、ゆっくりと感傷に浸る状況ではありませんでした。
東北道をひたすら北上しながら、長男へメールを送りました。
・今までは、親が全面的に守って応援してきた社会的、生活的、経済的なことを、これからは自分で考え自分で行動し、自分で解決していかなければならないこと。
・一人暮らしをすることで責任を持ってやらなければならないこともたくさんあること。
・しかし、学生なので経済的な自立はまだできないし、社会的にも未熟であること。
・だから、悩んだり困ったりしたときは、いつでも無条件で相談にものるし応援もすること。
こんな感じのメールを長男へ送信したとたん、感極まって涙が出ました。
後部座席では、次男と娘がグーグー寝ていて、隣では夫が運転中。
私の涙は、家族の誰も知りません。
でも、私が泣いたのは後にも先にも、この時だけ。
翌日、長男のいない朝を迎えたとき、最初に思ったことは
「楽だな・・・」でした。←おい
3人の子どもたちを、毎朝起こして朝ごはんを食べさせて学校へ送り出すまでの1時間。
早く準備しなさい、忘れ物はないの?お弁当、ここにあるからね、学校へ出す返事机の上だよ、今日は何時ころ帰る?
3人の子どもたちそれぞれの予定を把握して、常になにかしゃべっている朝は、よく言われる「戦場のよう」ではなく、私の「一人スピーチ独壇場のよう」でありました。
長男一人がいなくなっただけで、こんなに楽になるんだなぁ・・・と、素直に思いました。
【次男が家を出たとき】
次男は東北地方の大学へ進学しました。
長男のときよりは、家から近い距離にあるということもあり、引っ越しも気楽な感じでした。
行こうと思えば車で日帰りできるような距離なので、何かあったらすぐに飛んで行けるということで、安心感もありました。
よって、寂しいとか泣いたというのは、一切無し。←こら
やはり、次男が家を出て最初に迎えた朝に思ったことは
「静かな朝だ・・・」でした。
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【お友達の話】
次男と小中高と同じ学校で仲良しの友達Tくんは、学部はちがいますが次男と同じ大学へ進学しました。
連休中にTくんのママと会ったとき
「(次男の)アパートにどのくらい(の頻度で)行ってる?」と聞かれ
「えーっと、引っ越ししてから1回、自転車を持って行っただけかな」と答えたら、とても驚かれました。
Tくんママは、毎週息子さんのアパートに行っては、掃除洗濯などをしているそうで。
Tくんママのエネルギーとパワーに私もびっくりしましたが、そこにいたTくんがお母さんに向かって
「もうやめてほしいんですけど・・・」と。
うん、わかる。Tくんの気持ちがよくわかります。
もちろんお母さんの心配する気持ちもとてもよくわかります。
初めての一人暮らし、そして自炊。母としてはそりゃあ心配です。
だけど、Tくんの気持ちもとってもよくわかるんです。
高校を卒業し親元を離れての初めての一人暮らし。
うるさい親もいないし、何時まで起きていようと、友達のところへ泊まろうと、何をしようと、誰にも断らずに自由にできる。
自由がこんなに楽しいなんて!!
そう、私が高校を卒業して親元を離れたときの気持ちと同じなんだよね。
たまに親がきてくれるのはいいけれど、毎週毎週こられたら、たまったもんじゃない。
そう思っているんじゃないかな・・・。
だけどTくんママがちょっとだけ寂しそうな顔をしていたので、あわててフォローしました。
「Tくん、お母さんがきてくれてありがたいじゃないの」
Tくんとうちの次男が顔を見合わせて、苦笑いをしました。
嗚呼・・・。
Tくんママのフォローになってない・・・。
【子離れできない親】
以前、臨床心理学の先生とお話する機会があり、子離れできない親のパターンというのを聞いたことがあります。
■子どもの犠牲になる親
子ども第一、子ども優先で、自分の時間、生活を犠牲にしてまで子どものためにやってきた親。
子どもが小さいうちは、手をかけてやらないとなんにもできないので、子ども第一、子ども優先というのはしかたがない。
しかし、子どもの成長とともに子どもにかける時間の比重を少しずつ落としていかなければ、親は子どもから離れられなくなってしまう。
子どもはどんどん成長していって、親の元から離れようとしているのに、親は「今までこんなにあなたのために尽くしたのよ」という気持ちが全面に現れて、ますます離れられなくなる。
「親はいなくとも子は育つ」
そして
「親の心 子知らず」・・・なのかな・・・。
■子どもは自分のものだと思う親
母親のお腹の中で大きくなった赤ちゃんは、生まれた瞬間から親とは別の人格をもった1人の人間となります。
自分の理想通りの子どもに育てたい、自分の果たせなかった夢を子どもに託したい。
そんな想いは、親ならみんな持ってると思いますが、そのうちに現実に気が付く(笑)。
しかし、いつまでたっても現実に気づかず、親の想いを押し付けられた子どもは、シアワセにはなれないような気がします。
自分の子どもであっても、親とはまったくちがう一人の人間。親と同じように感じたり思ったりするわけがないのですよね。
【新しい土地に種を蒔く】
子どもが家を出て遠くに住むようになってわかったことがあります。
見知らぬ土地に子どもが住むということは、なんだか「種を蒔く」という感覚に似ています。
その土地に種を蒔くことで、それまでまったく縁もゆかりもなかった土地に、新たな芽が出る。
その芽が、「ちゃんと育っているかな、水は足りているかな、花は咲いたかな・・・」と気になって、時々その地を訪れるようになる。
自分が蒔いた種によって、その地がまた自分にとっても大切な土地となる。
そんな感情がこみあげてきます。
子どもは家を出て寂しいけれど、見知らぬ土地が自分に縁のある土地になるんです。
なんだかとってもワクワクします。
その縁で、私もそこへ出かけるチャンスが生れます。
劇団四季と出会ったのも、大学生になった長男を訪ねたことがきっかけでした。
このとき蒔いた種は、劇団四季という大きな花を咲かせました。 (えっ?クサい?)
【子離れするためにできること】
私は、元来サバサバした性格だと思っています。
何か悩みがあっても、一晩寝れば忘れる・・・かも。
いや、結局物事なるようにしかならないのだから、あれこれ余計な考えをせずに、その時できる最善のことをやればいいのだ・・・こんな感じで、いつも考えています。
そして、3人の子育てをしながらも、今まで自分の好きなことをやってきました。
仕事をずっと続けてきたこともそうですし、今は劇団四季にハマっちゃって、困ったな・・・。わははは。
子どもに対しては、子どもが自分で考えた好きな道へ進んでくれればいいと思っているし、そのためにはできる限りの必要な援助はしたいと思っています。
この援助というのは、親が代わりにやってあげるということではなく、子どもをサポートするためのもの。
そして、サポートする大部分は「お金」なんですよね。
子どもが社会的に経済的に自立するまでは、親としての責任だと思っています。
もちろん、お金は湯水のようにあるわけでもなく、限られた収入の中で必要なことと無駄なことをしっかりと子どもに伝えた上でのサポートです。
必要最低限、子どもが生活するのに困らないような環境を整えてあげれば、子どもはどんどん一人で成長していくし、子どものほうが早く「親離れ」したがりますもんね。
話しがあちこち飛びましたが、親が子離れするためにできること。
それは、自分の人生を自分のために生きること ・・・なんじゃないかなぁ。
あと3年したら、娘も家を出るでしょう。
夫と2人の生活が始まります。
もっと自由に劇団四季に行くことができる日を夢見て、ワクワクしています。
・・・夫との生活を考えるんじゃー・・・?
【老後のおまけ】
さあ!問題です。
ハナはどこにいるでしょーか?
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正解は・・・・
こっこでーす!
ここです
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老後は、インコブログを始めるかもしれない・・・。
・・・夫との生活を考えるんじゃあないのか・・・・?

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