断捨離がすすまない 思い出がジャマをして捨てられない

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暖かな陽気に誘われて、長男の部屋へ入りました。
隣の部屋では次男が、引っ越し準備のため片づけ作業をしています。
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今年は断捨離元年。
ずっとそのままになっていた長男の部屋を、今年こそは片づけたい。
要らないものは、スッパリ捨てて、ぜったいここをゲストルームにしてやる。
しかし、断捨離って簡単に言いますが、いざやり始めると、そう簡単にはいかないものです。


【断捨離ブーム】
断捨離なんて言葉が使われるようになったのは6~7年前くらいからでしょうか。
断:入ってくる要らないものを断つ
捨:家にある要らないものを捨てる
離:物への執着から離れる
もともと、モノにはさほど執着しないほうだと思っています。
また、結婚してから夫が転勤族だったこともあり(現在はちがう)、引っ越しの大変さもわかるので、余計なものはあまり持たない生活を心がけてきました。
それでも、子どもが生れ、家族が増えると、家族の歴史とともに、モノも増えていくわけで。
家には子どもたちの思い出の品がたくさんありますが、子どもが高校を卒業し家を出た時点で、または社会人になった時、そして新たな家庭を築いた時が、断捨離を行う起点なのではないかと思うようになりました。
とりあえず、長男の部屋を片付けることから始めます。
⇒子どもの自立で考える 第二の人生の一歩を踏み出します
【子ども部屋の断捨離】
長男が高校を卒業し、一人暮らしを始める時に言ったのですよね。
「要らないものは全部捨てていって」と。
ところが、さほど厳しく言わなかったので、案の定長男は、ほぼそのままにして家を出ました。
年に2回の帰省のたびに、片づけろ~、捨てていけ~、と呪いのように言うのですが、のらりくらりとやろうとしない長男。
大学を卒業して実家に戻ってくるというのなら話は別ですが、東京方面での就職希望なのですから、おそらくよほどの事情がない限り、今後実家に住むということはないでしょう。
ならば、このまま長男の部屋を、要らないもので占領しておくのが、実にもったいない。
だから断捨離します。
もちろん長男には了解をとりました。
「実家に帰省したときに、パジャマ代わりとして着る服だけ残しておいてくれればいい」そうです。
【収納棚の断捨離】
一度に全部やろうとしても無理なので、一か所ずつ決めてとりかかることにしました。
まずはここの棚。
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高校時代に使った教科書や参考書など全部棚から出しても、この状態。
漫画本などは、あとで私が読むこともあるかもしれないので、このまま残しておくことにしました。
あとは、中学時代に作ったわけのわからない工作物。
・・・捨てました。
変なマスコットみたいなものや、これまで一度も使ったことのない箱に入れっぱなしのものも捨てました。
中学時代使ったスクールバックも捨てました。
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漫画本やCDをきれいに並べ替えました。
しかーし・・・。
どうしても、どうしても捨てることができなかったものがあります。
【思い出の品】
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このボロボロになった紙の束。
もう捨てようと思い、手にとって中身をパラパラ見だしたら、しばらく見入ってしまい、断捨離中断。
それはですねー
長男の保育園時代のお便り帳なのです。
長男は生後10か月で保育園デビューをしましたが、3歳の時に引っ越しし、別の保育園に移りました。
このときの保育園では、1年間のお便り帳をまとめてくださり、進級時に渡してくれるのです。
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新しい保育園に行き出して1週間目の頃。
覚えています。
私も新しい職場で慣れないので早く出勤したいのですが、長男が足にしがみついて大泣きして、こっちも泣きなくなりました。
ごめんね、長男よ。
あの頃は、私も余裕がなかったなー。
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へぇぇ。
こんなこともあったのかぁ。
まったく覚えていません。
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そうそう、保育園にいると、年中鼻水垂らしていましたね。
熱を出すこともしょっちゅうだったし、中耳炎にもよくなりました。
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あははは。
これもまったく覚えていません。
グレーや紺色の上着?そんなものあったかなぁ?
わずか4歳で、ちゃんと自分の着る服を選んでいたんですねぇ。
子どもに朝ごはんを食べさせて、私も出勤の準備をしながら、保育園のお便り帳をなぐり書きしてましたね。
あの頃は、次男も1歳になったばかりで、2人の子どもを保育園に送っていくのに、朝は戦争状態でしたねぇ。
いやぁ、なつかしいなぁ。
なんてお便り帳を見だしたら、とまらない、とまらない。
一気にいろんな思い出が、溢れだしてきました。
ああ、こういう思い出の品って、やっぱり捨てるのをためらってしまう。
【思い出は消えません】
隣の部屋で片付けをしていた次男に、次男のお便り帳を見せました。
「へぇ、俺ってこんなことしてたの?」と言いながらも、反応は極めて薄い。
そうなんですよね。
お便り帳の思い出って、私自身の思い出であって、子どもには記憶がない。
記憶がないから、そんなお便り帳を見せられても、反応のしようがない。
長男のお便り帳をとっておいたのも、いつか長男が大きくなったとき、自分が小さかったころってこんな感じだったんだなぁ・・・なんて、なつかしく見てくれるかなぁなんて思っていたのですが、そうではないのですよね。
今を精一杯生きている子どもたちが見ているものは、未来のこと。
過去の思い出をひきずっているのは、私だけなんです。
お便り帳、もう必要ないね。
だけど、今までこのお便り帳があることすら忘れていたのに、一度見てしまったら、やっぱり捨てられない・・・。
そんなわけで、もう少し棚の片隅に置かせてください。
長男が社会人になって本当に自立したときには、捨てられる日がくるかもしれません。
思い出の品は捨ててしまっても、思い出の記憶は絶対に消えませんから。
【実家の片づけができない子どもたち】
先日観たテレビで、親が亡くなって何年にもなるのに、親が暮らしていた実家を片づけることができずに空家のまま放置しているケースがたくさんあるというのが、紹介されていました。
片づけられない理由は、親との思い出がよみがえってきて、必要なものなのかそうでないものなのか、自分では判断できなくなっているんですね。
空家のまま放置すると、害虫が増えて衛生面で問題があることや、放火などされてしまうトラブルが発生するそうです。
テレビで紹介されていた方も、意を決して心の整理をし、実家の片づけをはじめました。
ただし、自分では片づけられないので、業者にお願いして、本当に必要なものだけを残して、あとは全部廃棄処分していました。
業者に払った費用は20万円。
私も、子どもたちには迷惑をかけないよう、これからはどんどんシンプルにコンパクトに暮らさなくては。
そうそう、どうしても思い出の品を捨てるのを躊躇してしまう場合は、すべて写真に撮って、データとして保存するという方法もあります。
ひゃああああ。
やっぱり無理!
子どものお便り帳をすべてデータ化するなんて、そんな時間と労力はありません。
今年いっぱいかかって長男の部屋を片付けながら、お便り帳にすべて目を通したら、しっかりと頭の中に刻み込んで、お便り帳はすべて破棄いたします。

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