モノには役目を終える時期がくる なりたい将来をイメージして断捨離する

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リビングの片隅にずーっと置かれたまま、1年以上も誰も触れていないモノをやっと片付けました。
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3人の子どもたちが長い間遊んでいたゲームです。
お世話になったゲームたちも、我が家での役目をようやく終える時がやってまいりました。


【役目を終える時】
「モノには役目を終える時があるということを受け止めましょう」
断捨離に迷った時、私の背中を押してくれるバイブル「50歳からのリセット整理術」の著者・中山真由美さんのお言葉です。
モノは使えば使うほど愛着がわきますし、お金をかければかけるほど、捨てられずにその機会を逃してしまいます。
思えば、家庭用ゲーム機に最初にハマったのは、この私。
学生時代、友人宅でやったドラクエに衝撃を覚え、初任給で買ったのがファミコンでした。
そんな私から生まれた3人の子どもたち。
ゲームをやらないわけがありません。
ファミコン、スーパーファミコン、NINTENDO64、ゲームキューブ、PS2、Wii・・・。
新しいソフトが出るたびに、新しいゲーム機が出るたびに、メーカーの戦略にまんまとのせられて買ってきましたが、とうとう我が家もゲーム機の役目を終える時がやってきました。
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リビングの片隅に置かれたゲームソフトは、もう1年以上誰の手に触れられることもありません。
考えてみれば、次男が高校生になったころから、テレビ画面でゲームに興じるということが激減しました。
それは、DSやPSPなどの携帯用ゲーム機の登場も大きかったのですが、子どもたちが高校生になりスマホを持つようになってからは、ほとんどゲームはしなくなりました。
そして昨年次男が家を出て、我が家のゲームたちは完全にその存在を忘れ去られておりました。
もったいない。
多額のお金をかけて買ったゲームソフトがもったいないのではなく、使わずに埃をかぶったままの空間に置いておく、そのスペースがもったいない。
そんな風に考えられるようになったのも、子どもたちが巣立ったあとの第二の人生を思い描くようになったからなんです。
【ゲームの断捨離】
まずは、カラーボックスを占領していたゲーム機やソフトを全部出します。
ゲームソフトは、ひとつひとつケースの中身を確認します。
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攻略本はごみとして処分します。
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壊れてしまったゲーム機本体と、なんのコードかわからないモノも処分。
Wii本体は、接触がわるくて起動しにくくなっていましたので、もう捨てます。
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ゲームソフトと説明書がセットになっているものは、BOOK OFFで買い取ってもらいます。
ゲーム機の付属品も買い取ってもらえるかな?
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携帯用ゲーム機とそのソフト。
PS2本体は、とりあえず保管。
うーん。
でもきっと使うことはもうないと思います。
1年経って、1度も使わなければ処分します。
断捨離するときは、全部出してから、不要なもの、買い取ってもらうもの、保留するもの・・・と、分けていけば、比較的迷いがなく片付けられます。
【リセット整理】
モノを捨てると、当然空間が生まれますよね。
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ゲームソフトを収納していたカラーボックスを、あらたに活用して整理します。
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で、
リビングで使っていた中途半端なカラーボックスを捨てることにしました。
なんとこのカラーボックス、実は夫が学生時代に食器棚として使っていたもの!
よくもまぁ!これまで転勤族だった我が家の引っ越しについてきたものです。
ありがとう、食器棚兼本棚。
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そしてゲームソフトを収納していたカラーボックスは、もともと2つのものをジョイントで接続していたものなので、今度は分割して使います。
他の場所で使っていたカラーボックスもみんな集合させてみました。
カラーボックスは、同じシリーズでサイズや幅がちがうものをそろえておけば、多用途に使いまわせて便利です。
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そして、リビングはこんな感じになりました。
収納空間って、空いているからといって必ずしもそこにモノを詰め込まなくてもいいんですよね。
空いたところに、ディスプレイすればなんだかおしゃれになります。
【将来の暮らしをイメージする】
中山真由美さんによれば
「なりたい自分を想像し、それを実現させるためにモノを整えるのが、片付けの本来の在り方」なのだそうです。
2年後、おそらく娘は家を出ることでしょう。
そうなったら、いよいよ第二の人生がスタートします。
そして、3人の子どもたち全員が社会人となり独立した時には、私は今よりももっと快適な空間で暮らしていたい。
掃除が楽にできるよう、余計なモノは一切必要ないスッキリとした空間で、友達を招いてお茶したり、好きな本を読んだり、DVDを観たり。
そして、時には劇団四季を観に行って、全国各地に散らばって元気で暮らしているであろうと思われる子どもたちを、たまには訪ねる。
家に帰ってきたときも、余計なモノがないから、散らかっているなんてことはありえない。

ああー。
そんな将来の暮らしを夢見るからこそ、「気力・体力・時間」のある今こそ、断捨離しなければならないのですよね。
今年も、月に1度はターゲットをしぼり、断捨離活動をしていきたいです。

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