免除ではなく猶予 大学生の国民年金保険料を払わないと受け取る年金はいくら減るのか計算してみた

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日本年金機構から、ご丁寧に案内が届きました。
「国民年金保険料の納付は、口座振替がお得です」
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はい、はい。
知っていますよ。
でも、もう払いません。


【就職したら厚生年金へ】
この春大学を卒業する予定の長男は、4月から会社員となるので、厚生年金保険料を納めることになります。
学生の間、親が立替払いをしていた国民年金保険料は、カードで1年分を納付しましたので、もう納める必要はありません。
なのに、国民年金機構からは、4月以降の国民年金保険料支払い手続きの用紙が、きっちり届くのですね。
そんな!
長男が4月以降も国民年金保険料を払うってことは、就職しないでフリーターってこと?
はたまた1年目でいきなり独立の自営業?
もっとも、向こうは事務的に文書を送っているだけですから、そんなツッコミをしたところで、どうにもならないのですけどね。
とにかく、長男が春から無事に就職できることを願っています。
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【学生納付特例制度】
20歳になったら国民年金保険料納付は、国民の義務です。
しかし、20歳の大学生は基本的に収入がないので、学生納付特例制度を使って、国民年金保険料の支払いを猶予してもらうことができます。
これ、私の友人の中でも勘違いしている方がいるのですが、免除ではなく猶予。
払わなくてもいいのではなく、納付を待ってくれるというもの。
つまり、社会人になって収入を得るようになってから追納することができるのです。
もちろん、追納せずにそのまま払わないというのもアリですが・・・
いや、国民の義務だから払わないというのはアリでなないのですが←どっちだ
10年間は猶予してくれるのですよね。
国民年金は、25年以上支払って初めて受給資格ができるので、もし25年に1か月でも足りなければ、将来受け取る国民年金はゼロということになります。
で、
学生納付特例制度で払わなかった期間は、25年の中に含まれるので、実際に国民年金保険料を納付した期間が25年に満たなくても、学生納付特例制度期間を加えて25年であれば、受給資格が生じることになります。
じゃあ、学生納付特例制度を使ったほうが得だよね?
と、思うのですが、追納しなければ受け取る年金額は満額ではなく減らされてしまうのです。
【いくら減額になるのか】
長男の誕生月は8月なので、20歳になった8月から大学を卒業する今年の3月までの32か月間、国民年金保険料を納付しなければなりませんでした。
平成27年の時点で、国民年金の満額は780,100円
20歳から60歳までの40年間、保険料を納める月数は480か月。
長男が32か月分の国民年金保険料を、社会人になってからも追納しなかった場合
780,100円×(480か月-32か月)/480か月=728,093円/年
将来受給できる国民年金は728,093円となり、満額受給の780,100円よりも52,007円も減額されるのです。
一か月あたり4,333円のマイナス
年金受給者にとって、月に4,000円って大きな額です。
しかも、年金は生きている限りはもらえるのですから、長生きすればするほど損してしまうことになります。
仮に、85歳まで生きたとして20年間年金を受け取ったならば、
52,007円×20年=1,040,140円の損
90歳まで生きれば、1,300,175円の損!
100歳まで生きれば、1,820,245円の損!!

どんだけ生きるねん!って話ですが、学生の間払わなかったわずか2年くらいの期間が、長生きすればするほど後悔するってことですよねぇ・・・。
長男が学生の間納付した国民年金保険料は482,800円ですから、これが2倍3倍以上となって返ってくるのです。
もっとも、20年以上生きれば・・・という前提ですが・・・。
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【社会人となる息子へ】
長男の国民年金保険料は、親が立替払いをしました。
1年分をカード払いにして、1万5千円のお得です。
⇒国民年金保険料は払い方によって1万5千円相当の得ができます

先日、長男へ借用書を書かせました。
返済計画には、「毎月1万5千円ずつ返す」と書かれていました。
1万5千円って、きつくないかなぁ。
都会で家賃払って自炊して生きていくのって、大変じゃないかなぁ。
などと思いましたが、あえて何も言いませんでした。
払える月は多めに返して、払えない月は少なくてもいいからね・・・。
そんな風に長男へは伝えておりますので。
長男へ。
よそ様へ迷惑のかけないように暮らしてください。
借金してまで物は買わないようにしてください。
驕る(おごる)ことなく謙虚に生きていってください。
親はいつでもどんなときでも、応援しているということを忘れないでください。

大学生
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がんばらない節約とシンプルな暮らし
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