「古きを温ねて新しきを知る」
今年はそんな年だったかなぁ・・・と、今振り返って思っています。
新しい年も、たくさんの発見と気づきとステップアップができますように。
私の50代が始まります。
【鶏ガラスープのとりかた】
大晦日には、きりたんぽ鍋を作るのが我が家の恒例。
もちろん鶏ガラスープから作ります。
多めにスープを作っておくと、年越しそばやお雑煮として使いまわせるので大助かりです。
さて・・・。
いつものように鶏ガラスープを作ろうとして、ふと、これにもプロのやり方ってあるんだろうか・・・?と疑問に思い、ネットで検索。
するとどうでしょう。
私が今までずーっとやってきた作り方とはちがっていたのですよね。
鶏ガラスープを作ってきりたんぽ鍋を作る。
それは母から教わった方法です。
鶏ガラを丸ごと鍋に入れて、灰汁をとりながらふつふつと煮る。
おいしいスープの完成です。
ところが!
鶏ガラはぶつ切りにしてから出汁をとる。
骨から旨味が出るので、必ずぶつ切りにすること。
ならば、私が今まで丸ごと鶏ガラでスープを作っていたのは、なんだったのー?
たしかに、肉って骨の周囲の部分が一番おいしいって聞きますもんね。
骨をぶつ切りにしたら、そりゃあおいしい出汁が出るでしょうとも!!!
そんなわけで、さっそく鶏ガラをぶつ切りに。
にんにく、しょうが、長ネギを入れてふつふつと煮ること1時間。
とても澄んだきれいなスープですが、お味は濃厚。
これ、おいしい!
重宝する鶏ガラスープの取り方 by クッキングSパパ
何十年と生きてきて、またまた新しいものに出会えました。
鶏ガラはぶつ切りで。
人生の後半は、おいしい鶏ガラスープと歩めそうです。←大袈裟?
【温故知新】
古きを温ねて新しきを知る。
先人の学問や知恵などを学んで、新しい意味や価値を再発見すること。
昔のことを否定するのではなく、そこをふまえてさらにステップアップする。
なんかいいなぁ・・・と思うのです。
母から教わった鶏ガラスープも、今まで十分においしかったけれど、そこからの発展でさらにおいしいものが作れるんですもんね。
なんだか今年最後の日に、またまた「おおおっ!」と、感動した場面でした。
台所で鶏ガラを包丁でバンバンたたき切りながら、温故知新という言葉が思い浮かんだ瞬間でした。
【今からでも歩める道】
とうとう50代の仲間入りをしました。
50代なんていい歳だし、あとはゆっくりまったり日々を生きていくのかな・・・と、20代のころは思っていました。
ところが、実際に50代になってみても、気持ちは20歳のころとなんら変わらないのです。
いや、これ、本当にそう思っています。
むしろ、インターネットな世の中になって、20歳のころよりさらに好奇心が増したような気がします。
わからない言葉やものは、ネットで調べれば瞬時にわかる時代。
もちろん、ネットにはウソの情報もわんさかあふれていますから、そこは上手に情報を取り入れる能力も必要になります。
子どもが大学生になり、お金がバンバン飛んでいく状態に不安を覚え、節約という言葉を頼りにネットを探し回った3年前。
手さぐりで始めたブログ。
多くの先輩たちの情報がとても参考になり、自分も今よりさらにステップアップしたいともがいていたあの頃。
子どもたちにまだまだお金はかかりますが、3年前より心は確実に豊かになりました。
「やり直す事も 生まれ変わる事も出来ない人生だが
これからでも 今からでも 歩める道がある」
(京都 佛光寺の標語より)
うん。
私の50代も、新たな道となって、歩いていくことができます。
まだまだ、ブログは続けていく予定です。
来年もよろしくお願いいたします。