しつこいようですが、美女と野獣仙台公演の感想です。
前回観に行ってから2週間後の今回、仙台公演は2回目の観劇。
東京公演を合わせると3回目の観劇となります。
そんなわけで、今回は好きなシーンベスト3です。
【美女と野獣仙台公演】
仙台はあいにくの雨。
定禅寺通りのけやきの葉っぱも散り始めています。
でも、そんなこと全然かまわなくってよ。
だって私の心の中は、フツフツと熱いものがこみあげてきているからなのさ。
劇団四季美女と野獣仙台公演2回目の観劇。
キャストは、1人変わっただけで、他は前回観たときと同じ。
美女と野獣も通算3回目ともなれば、キャストにも目がいくようになるんですねぇ。
【好きなシーンベスト3】
もうね、美女と野獣はすべてが好きなので、ベスト3なんて選べません。
だったらベスト3なんて言うな・・・・ということになるので、断腸の思いで好きなシーンを選んでみました。
■ビー アワ ゲスト(おもてなし)
誰もが大好きなシーンだと思います。
とにかく華やか。とにかくまぶしい。
ミュージックも最高で、アラン・メンケンさん、ありがとー!!と叫びたい。
次々と変わる舞台セットに、ただただ酔いしれ、いつまでもこの夢の中にいたいと思ってしまいます。
曲が終盤にさしかかると、もう終わってしまうのかと、無性に悲しくもなります。
で、今回は、このビー アワ ゲストで、ナプキンの一人がコケたんですよ。
しかし、コケても踊りながら立ち上がり、何事もなく踊っていましたから、そのプロ根性たるや、すごい!と思いました。
舞台全体に動きがあるので、一人くらいコケても全然目立ちません。
現に、一緒に観ていた娘は気付かなかったと言っていましたから。
こんなシーンを観ることができるのも生の舞台であるからこそであり、貴重な体験です。
■ガストンの酒場
ビールグラスをカチン、カチンいわせながら踊るシーンは圧巻です。
ディズニーアニメにはない場面で、初めて観たときには、息の合った動きに、ただただ感動しました。
ガストンのウザい感じもぞんぶんに現れていて、最高に楽しい酒場のシーンです。
■人間に戻りたい
曲が大好き。
希望がみなぎる歌で、聴いているとこっちまで希望が満ち溢れてきます。
アニメにはない曲だと思っていましたが、スペシャルエディションバージョンにはちゃんとあるんですよね。
人間に戻ったら、こんなことしたい、あんなことしたいという思いが歌に込められています。
ルミエールはデートしたり遊びに行ったり、浮気したり。
コッグスワーズは、早く引退して海辺の家でのんびりしたいとか。
タンス夫人は、オシャレなドレスを着飾って、恋もしたい・・・なんて。
歌詞をよーく聞いていると、それぞれの思いが伝わってきて、さらに物語が楽しめます。
以上、私のベスト3ですが、今回はどうしてもどうしてもマイベストに入れたいシーンが増えました。
■メゾン デ ルーン(閉じこめろ)
ガストンとルフウが、ムッシューダルクと悪巧みの相談をするシーンです。
実は仙台公演を観て、ムッシューダルクの歌のうまさ、声のすばらしさ、演技に感動したのです。
ムッシューダルクが登場するのは、ここだけなのですが、すごくすごく印象に残っていて、いやぁ~・・・ムッシューダルクを演じている役者さんは、いったいダレ?と、調べてしまいました。
川原信弘さん!
へぇー。こんな役者さん、いたんだ。
というか、そもそも私は劇団四季の役者さん一人ひとりにはそんなに興味はなく(失礼)、どの方もすべてすばらしいと思っていましたので、誰がどの役をやっても常に完璧な舞台になるのだと信じていました。
しかし、今回観たムッシューダルクは良かった!
初めて美女と野獣を観たのが3年前。
その時は、ムッシューダルクを気にすることもなかったのですが、演じる役者さんによって、違いが出てくるんだなぁ・・・なんて、新たな発見がありました。
ところが!!!
そのあと気になって、3年前自分が観たムッシューダルクは誰が演じてたのかと調べてみると・・・。
なんとまぁ!
川原信弘さん!!!
同じ役者さんだったのですよね。
めちゃくちゃ感動しました。
だって、役者さん自身もこの3年間で演技に磨きをかけ、成長してるってことですよね。
明らかに3年前のムッシューダルクとはちがいましたもん。
いや、オマエ、エラそうに何目線だよ・・・と、言われたら、すみませんと謝るしかありませんが、
ムッシューダルク、お気に入りです。
川原さん、応援してます。
観るたびに、新しい発見がある劇団四季。
次は、職場の仲間たちと観に行きます。
いったい何回行ったら気がすむねん!と、ツッコんでください。
きっと、何回行っても、気は済まないと思います。
美女と野獣は、私の生き方を変えてくれる原点になった舞台ですから・・・。