お天気にも恵まれ、今年のシルバーウィークは本当に過ごしやすいですね。
行楽地はどこも大混雑のようですが、こういう大型連休があるからこそ、日本の経済が活性化するのです。
そんなシルバーウィークの次回の大型連休は、なんと11年後の2026年なんだとか!
うっそ!私、還暦過ぎてるやん!
還暦を快適に迎えるためにも、私のシルバーウィークは掃除、片づけスイッチがONになっています。
さて、壁紙クロスのお掃除です。
【壁紙クロスの汚れ】
我が家の壁紙は、凹凸のあるビニールクロス。
なので、重曹スプレーを吹きかけると汚れがすぐに浮いてきます。
壁の汚れは、主に手垢汚れと油汚れ。
油汚れは、おそらく食事の時に手についた汚れで壁を触ったとか、料理をこぼした時の油ハネとか。
幸い、我が家ではタバコを吸う人はいないので、ヤニ汚れはありません。
壁紙クロスの凹凸部分に入り込んだ汚れは、歯ブラシでこすると簡単に落ちます。
あとは、乾いた布できれいにふき取っておしまい。
こんなに簡単に汚れが落とせるのに、なかなかお掃除しないのが壁紙でもあるんですよね。
掃除スイッチが入っている間にやってしまいます。
とはいっても、すべての壁紙を掃除する気力がないので(掃除スイッチが入ってるんじゃ?)、目につく汚れに片っ端から重曹スプレーを吹きかけていきます。
視界に入る壁紙は、すべてきれいになりました。
それから、毎日使うスイッチの部分。
ここも手垢や埃がたまりやすい。
スイッチのカバーは簡単に外すことができます。
ここは電気系統なので重曹スプレーを吹きかけるとキケンですので、重曹水をしみこませた歯ブラシで汚れを落とします。
カバーをパチンと取り付けて完了。
結局、掃除って自己満足でもあるのですよね。
壁紙に多少シミがあろうとなかろうと、別に生活には困らない。
だけど、あまりにも汚くなってくると、やっぱり不快になってくるわけで。
この不快指数も、人によってレベルがちがうのですよね。
自分が汚いと感じても、家族はさほど思っていなかったり。
だから、「掃除しなさい」と人に言う前に、自分でとっとと終わらせてしまったほうが、私にとってはストレスになりません。
シルバーウィーク、娘は部屋にこもってテスト勉強をしているし、夫は朝から晩まで不在。
お天気は良くて、洗濯物はよく乾くし、最高の掃除日和でありました。
【落とせなかった汚れ】
壁のあちこちを掃除していて、どうしても重曹スプレーを吹きかけられなかった場所があります。
柱のキズ・・・じゃなくて、柱の鉛筆書き。
ここで3人の子どもたちの身長を計っていたのですよね。
特に次男はチビで、いつもいつも「大きくなれ」という願いをこめて、この場所で身長を計ってましたねぇ。
いつの間にか、3人の子どもたちも私の身長を追い越していき、身長を計るときも上を見上げるようになっていたっけなぁ。
子どもたちの身長の伸びがある程度ストップすると、もう身長を計ることもなくなり、そのままこの鉛筆書きの部分は忘れていました。
鉛筆書きなので、重曹スプレーを吹きかけて布でサッと拭けば、きっとこの鉛筆書きはあっという間にきれいに消えてなくなってしまうでしょう。
だけど・・・
だけど・・・
ああーーー。
どうしてもここだけは、消せない・・・。
小さかった子どもたちの思い出が、この柱をみたら瞬時によみがえってきて、消せませんでした。
壁にある画びょうの跡。
九九の計算表や漢字一覧表を貼っていた記憶があります。
子どもがこの家から巣立っていっても、痕跡はずーっと残るんですよね。
こんな画びょうの跡のキズも、今はとっても微笑ましく見えたりして。
家の中の掃除は、過去のいろんな思い出と向き合うことのできる、いい機会なのかもしれません。