怒る時間は今後の自分に必要ない AKBも今ならわかる 共感するということ

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なんだか最近、仏様のような慈愛に満ちた気持ちがふつふつとわき起こることがあります。
以前の私ならば、まったく受け入れられなかったことも、今はちがう。
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歳をとると、人はまるくなると言いますが、まさにそういうことなのかなぁ?


【AKBにハマる人】
年に1~2度、集まって飲む仲間がいます。
だいたい6~7人。
世代も性別もちがうのですが、とある共通の繋がりで、飲み会をしています。
私よりも一回りも年下の彼は、AKBの大ファンで、休みの日にはAKBに会うために日本全国飛んでいきます。
今年の総選挙ももちろん行ったし、先日は九州まで誰だか(←何度名前を聞いても忘れる)に会いに行ったというのだから、そのバイタリティはうらやましい限り。
「いいね!何かに夢中になれるってすばらしいことだよ」
と、私が言うと、他の仲間がびっくりしたようにドン引き。
いったいどうしたの?と言わんばかりのどよめき。
そういえば、以前の飲み会では、私もみんなと一緒に彼をからかっていたっけ。
「もういい歳してAKBなんてハマってる場合じゃないでしょ!」
「誰を押してんの?握手会は何回くらい行ってんの?」
「CDはいったい何十枚買ったのよ?」
ほとんど非難、または半分小馬鹿にした冷たい視線、そして呆れた口調で、彼に対してさんざん言っていたのです。
それが急に彼を援護するかのような温かいまなざしと言葉に、さぞかしみんなびっくりしたでしょうね。
だけど、本当に心から思ったのです。
「何かに夢中になれると、日々の生きていく力になるよね」って。
【歳をとるとまるくなるというのは本当か】
「あの人は、歳をとったらまるくなったよね」などという言葉を時々耳にすることがあります。
若いころは何に対しても怒っていたのに、歳を重ねると相手のどんなことも受け入れられるようになり、心が広くなるそうです。
そんな私も、以前は「いい歳してAKBにハマるってどういうことっ?」と、彼のAKB好きをまったく受け入れることができなかったのに、いつからか「そういう生き方もあるよねー」・・・と、思えるようになったのですよね。
他の仲間たちが私の言動に驚いている中、賛同してくれたS子さんは、私よりも4~5歳年上。
「わかるー!そうなんだよ。50歳すぎたら、なんでも受け入れられるようになるよね。
相手に対して怒ったりする気力もなくなって、腹が立つなんてことがまったくなくなった」
と、S子さん。
そうなんだよ、そうなんだよー。
いちいち相手のことを否定する気力すらなくなるっていうほうが正しいのかも。
だけど、相手がやっていることもすべて認めてあげられるようになったのも事実。
これはやっぱり歳をとってまるくなったってことなのかな。
【みんなちがうメガネをかけている】
実はこの夏、とある研修に参加してきました。
著作権の関係上、その内容を公表することはできないのですが、自己啓発セミナーのようなものでした。
その中で、一部自分の日常にも置き換えることができるなぁと思ったこと。
人はそれぞれ、みんなちがうメガネをかけているそうです。
生まれた場所、育った環境、影響を受けたもの・・・それらがそのメガネを形成しています。
いわゆる「ものの見方」です。
相手に対して「どうしたの?」と聞いた場合
Aさんは、「私のことを心配してくれてるんだ」と受け取り
Bさんは、「おせっかいでうるさいやつ」と受け取る。
こちらは何気なく聞いた「どうしたの?」でも、相手によって受け取り方はまったくちがってくるのです。
そんなつもりで言ったのではない、といくら思っても、相手がそう受け取ったら、それがすべて。
だから人は、時に些細なことがきっかけで、どんどん大きなトラブルに発展したりもするのです。
そして、人がそれぞれみんなちがうメガネをかけてものを見ているのだから、相手の言葉をありのまま受け入れ共感するというのは、実はとても大変なことなんですよね。
【共感できるようになった理由】
私が、AKB好きな彼に共感できるようになったのは、この研修を受けたからではありません。
自分の中で、何かが変わったと思えるようになったのは、劇団四季を観たことがひとつのきっかけ。
劇団四季の舞台は、すべての人が自分のすべてを懸命に注ぎ込んで完成されています。
そして、人が一生懸命に取り組む姿は、必ずしや相手を感動させ共感させるものだと気付いたからです。
もうひとつのきっかけは、子どもが一人、二人と家を出て、老後は夫と二人で生きていくのだということを意識するようになったこと。
残りの人生が半分もないのだということに気づいたこと。
何かに怒っている時間ほど無駄なものはありません。
そんな不愉快な気持ちで時間を費やすのは、自分の残りの人生にとって必要のない時間だと気付いたからです。
まだまだ自分の知らないことが世の中にはあふれています。
頭っから否定せずに、まずは相手のやっていること、言っていることに耳を傾け共感することができたなら、もっと自分の世界は広がるんじゃないかなぁ。
【共感するということ】
「AKBに夢中になれるっていいよね」という言葉は、私も劇団四季にハマっているから出た言葉。
「AKBと劇団四季はちがうよー」と、みんなが言うけれど、それぞれの価値観がちがうだけであって、夢中になれるものがあるという点では一緒だと思うのです。
何かに夢中になれるものがあると、日々の日常でもそれを楽しみに生きていけるものです。
「来週、AKBで関西のほうへ行ってきます」という彼に
ああーっ!?
先月もAKB行ったよね?
だいたい、そうそう何回もAKB、AKBって、仕事はどうなってんのっ!?
・・・・と、ついついツッコんでしまった私は、まだまだ共感するという域には達していませんね。
でも、彼の押しているAKBの名前は、やっと覚えました。
「コダマ ハルカ」
共感するということは、頭を使うことでもあるんですねぇ。

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