ペットを飼っていると、見て触れてかわいさに癒されるだけではなく、当然のことながらお世話もしなければなりません。
今回は、オカメインコのゲージのお掃除について。
週に1度は、ゲージ丸ごと大掃除をします。
お掃除中の、我が家のオカメインコのマヌケな行動に、思わず笑っちゃうシーンも多々あり。
やっぱり癒されるわぁ・・・。
【オカメインコのハナ】
我が家にオカメインコのハナをお迎えしたのは、今から4年前。
雛鳥で我が家にやってきたので、最初は相当気を遣いました。
保温やエサやりや体調管理などなど。
オカメインコは雛から育てるのは相当難しく、雛鳥のエサから大人用のエサの切り替えがうまくいかず、大変なのだそうです。
当初私も、仕事の昼休みには自宅へ戻り、ハナへお湯でふやかしたアワ玉を与えていましたねぇ。
私を見ると、「ジャーっ、ジャーっ」って鳴くんですよ、「エサをくれーっ」て。
まだ雛なので、羽毛はまばらで地肌が見えるんですよね。
なんともいと哀れな姿がまたマヌケっぽくてかわいかったなぁ♪
なんとか無事にオトナへのエサの切り替えにも成功し、ハナは大きくなりました。
現在4歳。
人間の年でいうと30歳くらい。
うーん、脂ののった働き盛りってところでしょうか。
【オカメインコの朝】
オカメインコのゲージは、セキセイインコのそれに比べるとけっこう大きいので、お掃除も大変です。
毎朝、娘がエサ&水替えとゲージに敷いている新聞紙を交換します。
私は、青菜を与える係り。
そして週に1度は、ゲージ丸ごと大掃除をします。
おはよー!ハナ!
寝るときはゲージに布をかぶせています。
朝、その布を取り除くと、たいていハナは水の入ったケースの上にいます。
おそらく夜はここで寝ているのでしょう。
水の中には必ずハナの糞があります。
昼は水飲み場、夜は簡易水洗トイレのようになっています。
出してくれーっ!
まずは朝の「出してくれー」アピール。
ゲージをガシガシかじっています。
いくらかじったところで破壊されないのはわかっているのにね・・・。
なんか用か?
ハナはツンデレ。
媚びたかと思えば、ムッとして怒る。
これも「なんか用?」といわんばかりに、ゲージの中から怒りオーラを放出しています。
ハナの基地
袋の中やダンボールに入るのが大好きなハナ。
箱の中に入っているときに近づくと、めちゃくちゃ怒ります。
まるで自分の縄張りを荒らすなと言わんばかりに。
お昼寝は、この中ですることが多いです。
オオカミくんLOVE
ダンボール基地と同じくらいお気に入りなのが、ぬいぐるみのオオカミくん。
つついたり頭をこすりつけたりのっかったり・・・。
ハナが1歳のころからのお友達です。
【ゲージの大掃除】
ハナの朝のお決まりの行動をながめてから、ゲージの大掃除をします。
ゲージの上だけ移動
まずは、ハナが入ったままゲージの上だけを取り外して移動します。
一瞬、自分のおかれた状況が理解できないまま固まっているハナ。←爆ワラ
ゲージ下の部分
ハナの糞、撒き散らかったエサ、抜け落ちた羽、脂粉など、新聞紙の上は相当汚れています。
ダンボール破壊
ハナの基地ですが、ここを破壊するのも大好きなハナ。
基地の床と壁に穴が空いたら、新しい袋やダンボールと取り換えますが、まだこのダンボール基地は使えるので、ホコリを払って使います。
オオカミくん無惨
毎度つつかれたりスリスリされたりするオオカミくんも無惨な姿になってます。
週に1度はオオカミくんの休息日。
重曹風呂につかってゆっくりしていただきます。
ゲージ周囲の掃除
ゲージ周辺も、撒き散らかしたエサなので汚れています。
掃除機を使ってきれいにします。
天日干し
ゲージの下の部分はきれいに水洗いしてから天日干し。
週に1度は日光消毒です。
ここはドコ?
いまだ、どうしていいかわからないハナ。←爆ワラ
オオカミくんに助けを求めています。
【止まり木の交換】
今回は、ハナの止まり木を新しいものと交換します。
今までずーっとゲージについてきた止まり木を使っていたのですが、ハナの破壊作戦によっていよいよ危険な状態に。
すべてくちばしで削って、ここまで細くなりました。
キツツキか・・・?
【ハナ放鳥】
ここでようやくハナを部屋へ放ちます。
新聞紙などの交換の時、ハナにそばで羽ばたかれたら埃が舞ってしまいますからね。
ダンボールLOVE
ゲージの外に出ても、ダンボールへの執着がすごい。
部屋の散策
それからいつものように部屋の中を歩いてチェック。
何か落ちてないか?
何かいつもと変わったところはないか?
パトロールです。
【ゲージリニューアルオープン】
天日干ししていたゲージの下の部分が乾いたので、ゲージセッティングです。
新聞紙も取り換えて、水とエサも取り換えて、止まり木も新しいものと交換して、ハナのゲージがリニューアルオープンしました。
さて、ハナが遊んでいる間にオオカミくんを洗濯してこよう。
オオカミくんLOVE
と、思ったら、ここかいっ!
やっぱりオオカミくん大好きなハナ。
オオカミくんに、「頭なでてー」とお願いしてますが、そこはムリでしょ。
疑り深いヤツ
きれいになったゲージですが、すぐには入りません。
まずは、ゲージ周辺をチェックするハナ。
ゲージの上からもチェック。
かなり入念にチェックしています。
ゲージ側面からもチェック。
張り込み刑事か?
かなりしつこい。
そしてようやく入居決定。
はい。
ゲージのいつもの水飲み場で、ご満悦。
きれいになったゲージは、ハナのメガネにかなったようで。
オオカミくんリフレッシュ
一方そのころオオカミくん。
重曹のお風呂でご満悦です。
きれいに洗って脱水して乾いたら、再びハナのゲージへ戻ります。
以上、ハナのゲージの掃除とハナとの戯れに1時間を要しました。
【ペットを飼うということ】
ペットというのは、かわいいばかりではありません。
手間もヒマも、そしてお金もかかります。
そしていつかはお別れしなければならないという哀しい場面にも立ち会わなければなりません。
昔、大ブームを引き起こしたロボットのワンちゃん。
そして今は人型ロボット。
初期投資や継続したメンテナンスにはお金はかかりますが、壊れても修理できるロボットのほうが、ずーっと一生涯そばにいてくれる大切なパートナーになれるという点では、失う悲しみがなくていいのかもしれません。
それでも、限りある命のペットを飼うのはどうしてだろう。
愛情をかければかけるほど、かわいさが増すということは、ロボットも同じかもしれないけれど、予測できない行動や成長は、お世話する育てる喜びを倍増させてくれるのですよね。
そして、限りある命だからこそ、大切に一緒に暮らしたいと思うのです。
永遠の命ではなく、限りある命だからこそ、今を一生懸命生きることができる。
今を一生懸命生きるからこそ、輝いた時を刻める。
それはペットだけではなく、自分にもあてはまること。
我が家に縁があってやってきたオカメインコのハナと、セキセイインコのソラ。
一緒に歳をとっていくからこその共有する時間って、はかないけれど美しい。
ペットを飼うということは、命についても学ぶいい機会でもあるんですよね。
うーん。深い。
ペットを飼うということは、深いのだなぁ・・・。