お金をどのように使うかは人それぞれ だから自分の価値観を人に押し付けてはいけない

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「バカじゃないのっ?まったく!」
そんな捨て台詞をのこして行ってしまった母。
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ムカムカと腹が立ちましたが、ここはぐっと言葉を呑んで我慢です。
もうすぐ50歳になる私、いまだに母には頭が上がりません。
今日はちょっとだけ愚痴ブログになっちゃいます。ごめんなさい。


【我が家と生協】
関東地方に住んでいたころ、社宅のみんなと一緒に生協を頼んでいました。
カタログをみて欲しい商品を注文すると、翌週に配達してくれるというシステム。
食料品から日用品、季節商品や贈答品、家電製品や家具など、なんでもそろう生協。
私が主に利用していたのは、食料品。
温めるだけとか、揚げるだけとか、半調理品も豊富で、よく買っていました。
仕事と家事と育児に追われていたあの頃は、買い物に行くのも大変で、生協には大変助けてもらいました。
当時は、今のようにネットスーパーもそれほど盛んではなかったので、生協で冷凍食品から生鮮食品まで玄関先に届けてもらえるのは大助かりでした。
そんな我が家、10数年前に実家のそばに引っ越してきました。
この辺の地域でも生協の宅配があると知ったので、実家の母に声をかけて共同購入で申し込もうと思いました。
子どもたちも小学生になり、ある程度身動きもとれるようになっていたので、別に生協はやらなくてもよかったのですが、ふと母の言葉を思い出したからです。
昔、関東の社宅に遊びにきていた母が、届いた生協の商品をみて言いました。
「こんな風に届けてくれるの?いいわねぇ。便利だわねぇ。田舎にはこういうのないからねぇ。」
これからますます歳をとって足腰弱くなって出歩けなくなっても、生協で注文して届けてもらえるなら、母も助かるかな・・・と思ったからです。
私が母に説明し出すと、なぜか母は怒ってきました。
「なんでカタログでモノを買わなきゃならないの?
食料品は、手に取って自分の目で確かめて、それから買うものでしょ?
そんなカタログ見ただけで、商品の何がわかるの?
そんな買い物のしかたをするなんて、あなたは家庭の主婦として恥ずかしくないの?」
こういう感じのニュアンスの言葉を延々とまくしたてるではありませんか。
お母さん、昔便利でいいねって言ってたよね?だから声かけたんだけど・・・。
そう言ったところで、母がいったん怒り出すと何を言っても聴く耳をもたないのは百も承知。
ああ、いいよ、いいよ。
私が生協をやりたいんだけど、個人で頼むと配送料がかかっちゃうから、お母さんの名前貸して。
2人以上で共同購入になれば送料無料だから。
そう言った私に母はなおも付け加えました。
「私なんか絶対やらないからね。あなたが自分でやりなさい。私は関係ないからね」
こういうムカつく経緯があってスタートした生協ですが、半年ほど経ったところで母が言ってきました。
「ちょっと生協で頼みたいものがあるんだけど」
「だったら、お母さんにも生協のカタログやるから、それをみて欲しい商品頼めばいいよ」
笑顔でそう答えた私。
だって母には逆らえないもの。
だって母は高齢だもの。
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【母の存在】
私の母は賢い。
私の母は厳しい。
だけど、私は母に不自由なく育ててもらったので、とても感謝しています。
感謝はしているけれど、実は母が苦手な存在でもあります。
母は自分の価値観がすべて。
自分の世界がすべて正しくて、そうでないことはすべてダメ。
そんな考えなのです。
それはちがうんじゃないかな・・・と思っても、それを母に伝えると、火に油を注いだかのように、ますます怒り出します。
若いころは母に「そういう考えもあるけど、私はこう思う」と、真正面から向き合ったこともありますが、結果は必ず全否定されて怒られる。
それが嫌で、いつしか母が言うことはすべて受け止めてからの受け流す。
これが自分にとって一番ストレスのないやり方なのです。
母のこと、嫌いではありません。
とても感謝もしているし、尊敬もしています。
だけど、苦手・・・。
この感じ、わかってもらえますか?
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【生活が変わった】
以前は生協で週に5,000円以上は注文していた私ですが、長男が大学生になって節約意識がムクムクと沸き起こってきてからは、考え方がガラリと変わりました。
温めるだけとか揚げるだけの食品はとても便利。しかも最近の半レトルト食品はとてもよくできていて、おいしい。
だけど私、節約生活をするようになってからは、魚も自分でさばけるようになったし、買ったものは絶対腐らせたり捨てたりしないと決めたので、料理のレパートリーがとても広がりました。
今、無駄を省くために何ができるか、何が自分にとってお得なのかと考えるようになった結果、イオンの株を買い、優待券を駆使し、イオンでwaonの集中買いをするようになりました。
その結果、ちょっとだけ割高な生協は、ほとんど必要なくなりました。
ところが、私と反比例し、母はどんどん生協で注文するようになり、今では買い物のほとんどを生協に頼っているといってもいいくらい。
だから私も生協は、母との付き合いでやっているものと思って、時々注文はします。
注文はするのですが、節約の目が育っちゃって、生協のカタログをみると高いなぁ・・・と思ってしまうのですよね。
先週の生協での注文はゼロ。
だってお得に思える商品がひとつもなかったんだもの。
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【バカじゃないの?】
「生協の人が、どうして何も注文していないのか・・・って聞いてたよ」と、母。
「だって、生協のもの高くて買えないんだもん」と、私。
ああ、大失敗しました。
「ああ、ごめん、注文するの忘れてた。来週は注文するから」とかなんとか、適当に受け流しておけばよかったものを、正直な気持ちをついつい母に言ってしまいました。
その結果が
「バカじゃないのっ?まったく!」なのです。
高いとわかってても注文しなさい!
わざわざ届けてくれるのに、あなたが注文してないなんて、生協の人に申し訳ない。
恥ずかしいったらありゃしない!
世の中、義理と人情を大切にしないと!

母の言うこともわかります。正論です。
だけど、私は自分の家計管理のために、生協はもう必要ないのです。
もうやめたいのです。
しかし、母につきあって、しかたなく続けているのです。
「だって私、今の自分の家計が大切なんだもの。必要のないものを買う余裕なんてないんだもの」
私にしてはめずらしく、母に言い返しました。
すると母。
「そんなに高い高いっていうのなら、こっちでお金出すから、注文しなさい!」
もうこれ以上、母に何も言えなくなってしまった私です。
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【価値観は人それぞれ】
親子なのにね・・・。
考え方のちがい、価値観のちがいは当然あります。
私の父母は、子どものころ戦争を経験し、非常に貧しい時代を生き抜いてきた人たち。
父の初任給は、2,000円だったと、昔聞いたことがあります。
高度経済成長期に日本を支え、一生懸命働いてきた父と母。
私が想像つかないような苦労もたくさんしてきたと思いますが、今は老後をのんびり暮らしています。
そして私は、バブル期に社会人となり、その後はバブル崩壊と少子高齢化社会。
生まれる赤ちゃんは年々減っているのに、平均寿命は延びて老人大国になりつつある日本。
働く若者が減っていくのに、増え続ける老人たちを誰がめんどうみるのか?
私でも、今後日本がどうなっていくのか不安を覚えます。
年金ももらえるかどうかわからない中、それならば自分で自分の老後はなんとかしようと、少しでもお金を無駄に使わないように日々考える私。
だけど、お金は使ってナンボです。
自分にとって活きたお金の使い方、価値あるものにもお金を使いたいと思っています。
それに対して母は
「高いとか安いとか、そういうのってわずかな差でしょう。いちいちそんなこと考えるのがめんどうだわ」と言います。
その考え、間違っているとは言いません。
それは母の生きてきた価値観や、今の生活環境があっての結論なのですから。
だけど私は、「無駄なものには1円でもお金をかけたくない」という考え。
時には失敗したり、まちがった買い方をしてしまうこともあるかもしれませんが、そうなったらまた反省して次に活かしたいと思うのです。
価値観なんて、一人ひとりちがいます。
親子であっても夫婦であっても、みんな感情を持った人間ですから、考え方がちがうのは当たり前です。
だから自分の価値観を人に強制してはダメだと思うのです。
【自分が変わる】
「お金は払ってやるから、生協で注文しなさい」という母の言い分。
義理と人情を大切にする母の顔は、生協の人には立ちますが、根本的な問題解決にはなっていないのですよね。
しかし、母の性格をよくわかっていながら、反論した私が悪いのです。
右から左へ受け流す・・・と決めていたのに、なんで余計なことを言ってしまったかなー・・・。
人の言動や考え方を変えるのはとても難しい。
だからお互いぶつかり合って嫌なことがあったら、自分が変わればよい。
常々、そう思っているのに、なんで母に言っちゃったかなー・・・。
足腰弱って買い物にもあまり行けなくなった母が、頼りにしている生協。
私が母の代わりに買い物に行こうか?と聞いたら
「生協のものがあるからなんにもいらない」だって。
それくらい生協に依存するようになった母。
私も、そんな生協に感謝して、母が今後も生協を利用できるよう、共同購入者として毎週必ず注文しよう。
そんな風に決意を新たにしたのでした。
こんな長くダラダラ書いたけど、要するに「生協を巡っての母と私のケンカ」ってだけなんですけどね。
失礼しました。

我が家の1週間節約晩ごはん

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