未成年者の契約 嫌です!1円たりとも支払いません

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「NTTから請求書きたんだけど、払ったほうがいいの?」
ある日、大学生の息子からメールがきました。
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なぬ?
NTTからの請求書?
NTTなんて契約してないよ?
いったいどうゆうことっ?


【息子が一人で交わした契約】
大学生で一人暮らしをしている長男。
ある日、アパートに訪ねてきた営業マンとNTT光回線の契約をしてしまいました。
一度は断ったそうですが、再び訪ねてきたさいに、言葉巧みに誘導されて契約してしまったそう。
長男のパソコンは、大学の生協で購入したとき一緒にWiMAXの回線の申込みをしています。
年間契約をしているので、1年ごとに1年分のネット回線使用料を親が支払っております。
⇒月額1円~に惑わされない 大学生のネット回線使用料
「最近この地域でも光回線が使用できるようになった」
「光のほうが断然安い」
などという営業トークでなかなか帰ろうとしなかった営業マンに負けて、ついつい契約をしてしまったうちの長男は大バカ者です。
しかし、大バカ息子に「お金がかかわる契約を結ぶというコトの重大さ」について、きちんと教育していなかった私はさらにバカ親です。
WiMAXの年間契約をしているのに、長男はNTTフレッツ光の契約をしてしまい、二重契約になってしまいました。
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【未成年が交わした契約は無効にできる】
長男が大学1年生の秋のお話です。
当時長男は19歳の未成年。
その未成年相手に、契約を結ばせた営業マンに、猛烈に腹が立ちました。
未成年者が交わした契約は、その本人や親権者の申し立てにより契約を無効にすることができます。(民法による)
最初からなかったことにできるので、請求書も支払う義務はありませんし、仮に支払ってしまったものも、返還請求できます。
ただし、未成年者であっても結婚している場合は無効にはできません。
すぐにその営業マンへ電話をしました。
未成年者であると知りながら、契約をさせるなんてどういうつもりか。
大学生はアパート代も生活費もすべて親が支払っているのに、その親に断りなく契約させるのはおかしい。
契約は無効にしてください。請求のお金も支払いません。
などということを、丁寧にやさしくお話いたしました。
ここで重要なのは、決してケンカ口調で怒ってはいけません。
安易に契約した息子が一番悪いのだし、ケンカ口調で親が怒鳴り込んで、息子が逆恨みされたら大変ですからね。
【一度お金を振り込んでください】
くっそーーー。営業マンめ!
うちの息子をたぶらかしやがってっっっ!

と、鼻息荒く説教するつもりで電話をしましたが、その電話口に出た営業マンの声は、うちの息子とさほど変わらないような若い声。
おそらくあなたも就職して一生懸命契約をとるためにがんばっているんだよね。
うちの息子だってあと数年したら、同じ立場で同じようなことをしているかもしれない。
そう考えたら、その営業マンも気の毒になりました。
契約は無効にする運びとなりましたが、請求書のお金はいったん支払ってくれという営業マン。
その後、通帳にお金を返金します・・って!!
嫌です!
契約は無効であり、仮にあとでお金が戻ってこようとも、1円たりともお金は支払いたくありません!
再び腹が立った私は、その営業マンの勤務するNTTの下請け会社ではお話にならないと思い、NTT本部に直接電話をいたしました。
その後、NTT本部から連絡がきて、請求書はそちらで破棄してくださいとのこと。
たぶん、NTT下請け会社が支払ったんじゃないかなぁ・・・。
光回線の契約をして届いたモデムは、長男がめんどくさくて箱も開封しておらず未使用だったため、実際の使用料は発生せず、NTTからの請求は、光回線の基本料のみの請求だったので、1,000円ちょっとの金額だったと思います。
モデムは未開封の箱のまま、着払いで下請け会社に返送しました。
【未成年者でも契約ができたわけ】
NTT本部の方に直接ききました。
息子は未成年なのに、今回はどうして契約が結ばれてしまったのかと。
NTT本部に回ってきた契約書には、長男の健康保険証が添付されていたそうです。
保険証のコピーがあれば親が同意したものとみなされ、書類上はまったく問題なしだそうで。
下請け会社の営業マンは、息子に
「親御さんへ、(光回線の契約の)お話をしておいてください」と言ったそうで、それで親の同意と判断されたようです。
今は個人の健康保険証となっていることが多いので、私も長男には保険証を持たせていますが、病院受診をする以外にもこういうカタチで使われることがあるのですね。
【子どもへの再教育】
●健康保険証など身分が特定できるものは、安易にコピーしたり渡したりしてはいけない。
●経済的に自立していない学生である以上、お金がからむ契約は一人の判断で絶対にやってはいけない。
●その場で判断しないこと。親に確認してから連絡すること。
以上のことを、長男に話しました。
あれから1年が過ぎました。
私も長男も大変いい社会勉強になりました。
一人暮らしをしている長男。
生活は自立できているかもしれませんが、経済的にはまだ子ども。
そして社会的にも全然未熟なのです。
長男が本当に自立して社会に出るまでの間、まだまだいろんなことを伝えておかなくては。

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