ディズニーオンクラシックコンサートに行ってまいりました。
ディズニー映画をテーマにしたフルオーケストラとヴォーカルのクラシックコンサートですが、今年は「アナと雪の女王」「ライオンキング」の2部構成となっておりました。
澄んだきれいな音のオーケストラと迫力ある歌声。
すばらしかったです。
そして、音楽を聴きながら頭のスミにぼんやりと浮かんだことがありました。
「将来なくなる職業」と「なくならない職業」について。
コンサートにうっとりしながら、確信しました。
【将来なくなる職業】
先日、とある記事で「将来なくなる職業」というのを読みました。
ちょっと衝撃的でしたが、昔からSF映画などで薄々感じていたことでもあります。
検査データに基づいて、コンピューターが病名まで診断するというのだから、医師は必要なくなるんだって!
手術もすべてロボット化されるとかなんとか・・・。
そして、学校の教師という職業もなくなってしまうそう。
授業はすべてパソコンのオンライン化で行われるので、地域により授業の格差がなくなるんだって!
また、必要なものはネットで注文発注するようになるので、営業マンも要らなくなるとか。
車もすべて自動化になり、バスやタクシーの運転手は要らない。
農業・工業もロボット化が進み、人の手はほとんど必要なくなるとか。
なんとも衝撃的なお話ですが、たしかに病院では電子カルテ化がすすみ、受付事務はこの5年間でずいぶん減ってきているそうです。
医師や教師が必要なくなるというのは、ちょっと大げさな感じもしますが、コンピューターがどんどん進化していく様子は、私が子どものころには想像できなかっためまぐるしさがあります。
すべてロボットがやってくれる時代というのは、輝かしい明るい未来だと思っていましたが、そのために職を失う人間も増えるということなんですね。
【なくならない職業】
コンピューターやロボットは、人間の手となり足となっていくことは確実ですが、反対に人間にしかできないこともあります。
それが「創造性」なのです。
すばらしい音楽や文学は、人間の感性によってつくられるもの。
創造性を必要とする職業は、将来もなくならないそうです。
ディズニーオンクラシックコンサートを聴きながら、ぼんやりとそんなことを考えていました。
人間に感動を与えることができるのは、コンピューターで作られた音楽ではなく、人間の努力で奏でられたすばらしい調和の音色なんだよなぁ。
それを生で聴くことができるって、すごいシアワセなこと。
お金を払ってでも聴きたいと思うもの。
こういう特技がある人たちは、将来も大好きな音楽で「飯を食っていける」んだろうな・・・なんて、ゲスなことを考えてしまいました。
【私はどうしたいのか】
あらためて強く思いました。
「モノ」にお金をかけるよりも「経験」にお金を出したい。
モノなんてカタチあるものは、いつか壊れるもの。
でも、自分の身体で感じ得た経験は、一生自分の中で活かされる貴重なもの。
自分にとって本当に必要なものだけでシンプルに暮らし、多くの経験を積んで心は豊かになりたい。
そうだ。
モノはシンプル、心は豊か。
これなのです。
美しいものを観て、すばらしい音楽を聴いて、おいしいものを食べる。
これが「ありのまま」の今の気持ちです。
今後の目標にしたいと思います。
来年もディズニー・オン・クラシックコンサートに行くぞー。
いや、その前に劇団四季に行かなくっちゃ!